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2018.02.18 (Sun)

小学2年レベル

出張先に向かう電車の中、本を読んでる僕の横で、

小学校2年生の女の子が漢字ドリルをしてます。

小さな指でえんぴつを握って、無心になってひらがなで書かれた部分を漢字にしてます。

電車の中でお勉強かぁ。。。偉いなぁ。。って思って肩越しに、

漢字ドリルを覗いてると、女の子が小さな声で“ゆみ”?って突然、僕の方に顔を見上げて聞いてきました。

まんまるメガネのレンズ越しに大きな目で見つめ、握っていたえんぴつと漢字ドリルを僕に渡そうとします。

“ゆみ”?って漢字を書いて欲しいの?

って聞き返すと、こっくりと大きくうなづきます。

読みかけの本をしまい、えんぴつとドリルを受け取り、小学生になった気持ちで、“ゆ~み”と声に出して、女の子に見えるようにゆっくりと”弓“って書いてあげました。

僕の書いた“弓”の字を見た女の子の納得した顔を確認して、えんぴつと漢字ドリルを返そうとすると。。。

今度は小さな指で、ここと、ここと、ここもって、まだ漢字が書けていない設問を指差し、うるうる目線で見つめられました。

実は小学生の時は漢字博士と呼ばれた僕ですが、最近はミーティングでも漢字が出てこなくて、カタカナや英語を書いてごまかしてます。”ゆみ“って言われたときも、頭に浮かんできたのは、“弓”という漢字より“bow”の英単語でした。

僕の返事を待っている女の子に、大人だからといって、漢字が分かるって思っちゃいけないよって大人の言い訳をしながら、女の子に分かるように、ゆっくり大きく漢字を書きはじめました。

横で女の子がじーっと見つめてるのを感じながら、ひとつひとつ漢字を書いていきましたが、”ほどうを歩く“という設問でのこと。

頭の中では”舗道“という漢字が浮かんできたのですが、”舗“の字に霧がかかって、思い出せない。。。
“舗”の字より”道“という字を先に書いて、

僕が、ほ、ほ、ほ、って、遠くを見ながら繰り返し呟くと、女の子が小さな声で“歩く”って教えてくれました。

そうか、“舗道”じゃなくて“歩道”なんだって、勘違いした事に気がつきながら大きく“歩”の字を書いてあげました。

えんぴつとドリルを返し、学校好き?って聞くと大きくニコってうなづいてこたえてくれました。

ふと窓外を見ると、乗り過ごしたことに気がついて、慌てて電車を降りました。

久しぶりに握ったえんぴつの感触を懐かしく思いつつ、小学2年生の漢字能力は維持できてると確認出来た出逢いでした。
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